本殿・拝殿は平成12年に東京都指定文化財(建造物)に登録され、その後、平成30年に特に景観上重要な歴史的建造物等(東京都景観条例)に選定されました。参集殿は平成16年に国登録有形文化財(建造物)に登録されました。金箔で仕上げられている獅子頭(雄獅子・雌獅子)は西東京市の文化財に指定されています。社殿向かって左の銀杏のご神木は西東京市の天然記念物に指定されています。
※「特に景観上重要な歴史的建造物等(建造物)」は、文化財など歴史的な価値のある建造物等のうち、その建造物等を含む周辺の良好な景観の形成に特に重大な影響を与えるものを選定するものです。令和6年1月現在、ニコライ堂、日本銀行本店本館など80ヵ所が選定されております。
『彫工嶋村俊表の美 田無神社本殿写真集』(平成7年発行)、東京文化財ウィーク2000参加企画で知事賞を受賞した『田無神社本殿の美』(平成12年発行)、『写真と資料から見る田無神社』(令和4年発行)に、本殿・拝殿の彫刻が詳しく解説されています。
令和2年10月11日御遷座三五〇年大祭が斎行され、田無神社は大きな節目を迎えました。本誌は鎌倉時代の創建から今日まで人々の祈りを紡いできた歴史について、神社に残された記録、氏子・崇敬者の方々や研究者の皆様よりお寄せいただいた膨大な資料を分析し、考察を加えて取りまとめました。貴重な写真や資料が盛りだくさんに掲載されています。フルカラーA4判並製カバー。
田無神社社務所で3,000円(税込)で販売しております。