龍神地に住んでいる
生き物図鑑
全ての生き物を見つけることができるかな?
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外来種は、生態系に影響を及ぼす可能性があります。
僕たちの暮らしをこわしてしまう外来種たち。
人為的に他の地域から入ってきた生物のこと。その一部は生態系などに重大な影響を与えることがあり、環境問題のひとつとして扱われています。
※VU 絶滅危惧Ⅱ類 現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、近い将来「絶滅危惧Ⅰ類」のランクに移行することが確実と考えられるもの。
※NT 準絶滅危惧 現時点での絶滅危険性は小さいが、生育・生息条件の変化によっては「絶滅危惧」として上位ランクに移行する要素を有するもの。
※DD 情報不足 環境条件の変化によって、容易に絶滅危惧のカテゴリーに移行し得る属性を有しているが、生育・生息状況をはじめとして、
ランクを判定するに足る情報が得られてないもの。
奇跡のメダカ
“ミナミメダカ”
交雑していない東京在来の純系メダカ。
東京杉並で再発見された奇跡のメダカ。
龍神池のメダカ(ミナミメダカ)は、杉並区にお住いの生物研究家 須田真一先生から譲り受けたものです。
このメダカは、須田先生のお父上である須田孫七先生が第二次世界大戦下の1944 ~ 45 年に杉並区の井草川で採集したものです。
当時、空襲火災に備えて各所に設けられた防空水槽に蚊が大発生し、人々を悩ませていました。そこで、蚊の幼虫であるボウフラを
食べさせて駆除するためにメダカの採集が行われ、井の頭自然文化園で繁殖させて近隣へ配布されました。戦争が終わり、メダカは必
要なくなったのですが、須田孫七先生とそのご家族は、その後70 年間以上にわたりそのメダカを飼育し続けました。
2007 年、都の研究機関によるDNA 検査により、他地域のメダカやヒメダカと交雑していない貴重な東京在来の純系メダカである
ことが判明し、大きな話題になりました。田無神社では、このたいへん貴重なメダカを譲り受け、龍神池で遺伝子保存の一助として飼育することになりました。この貴重な
メダカを皆さんの手で守っていきましょう。
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御田植祭
五穀豊穣を願って、秋に収穫された稲を神様に奉納します。
わが国の稲作は、天来のものであり、日本人の生活は、祖先から紡がれた稲作によって支えられています。 田無神社では、新年元号5月に龍神池において御田植祭が初めて斎行されました。地元の子供たちと共に 五穀豊穣を祈念し、秋には収穫された稲を神様に奉納いたします。
天孫降臨の際に、天照大御神は「斎庭稲穂の神勅」をお下しになりました。
その際に、天照大御神は日本国を「豊葦原の瑞穂の国」にするために邇邇藝命へ「稲穂」を授けられました。わが国の稲作は天来の
ものであり、日本人の生活は祖先から紡がれた稲作によって支えられています。稲作は日本人にとって単なる農作では無く、日本民
族の使命ではないでしょうか。全国の神社において、2月初旬から4 月後半にかけて稲の豊作を願う祈念祭や春祭りが斎行されます
。神社でお供えされる神饌も米、続いて餅、酒と「米」を欠かすことができません。宮中においても天皇陛下御自ら水田に田植をな
され、刈り取られた新穀を神嘉殿にお供えになり、斎い慎みて食されます。田無神社では、新元号元年5月に龍神池において御田植
祭が初めて斎行されました。地元の子供達と共に五穀豊穣を祈念し、秋に収穫された稲を例祭日に神様に御奉納します。
「斎庭稲穂の神勅」
訳)(わが高天原で栽培している稲穂をわが子(皇孫・邇邇藝命)にまかせよう)
「吾が高天原に所御す斎庭の穂を以て、亦吾が児に御せまつるべし」
訳)(高天原で育っている稲穂を、地上の世界(我々の住む世界)でも育てなさい)
令和元年御田植祭の様子
お祭りと稲作 | 稲作は神さまから授かった神聖なお仕事!お祭りにはお米作りと大きなつながりがあります。 |
祈年祭(きねんさい) | その年の豊作をお祈りする予祝祭。 |
御田植祭(おたうえさい) | 農作業の手順を演じ、豊穣をお祈りするお祭り。 |
風祭(かぜまつり) | 稲が実り始める9月頃に行われるお祭りで、稲が台風などの影響を受けないことをお祈りするお祭り。 |
抜穂祭(ぬいぼさい) | 田んぼの神様に感謝し、稲を刈りとるお祭り。 |
神嘗祭(かんなめさい) | 10月17日に、その年の初穂を伊勢神宮にお祀りされている天照大御神(アマテラスオオミカミ)にお供えする収穫祭。 |